昨日は飲み会だった為、海は諦めて渓流へ様子見ということで１１時過ぎに家を出て
いつもの渓流へは正午頃に到着しましたが、途中に先行者が居て上流部は期待できそうに
ありません。
まあ今日は様子見なのでそそくさと準備をして入渓ポイントへ。
川はまだ増水気味で、川に立ちこんでの攻めはかなり難しそうです。
しょうがないので、岸から葦をかわしての第１投目は１６番のアダムスパラシュート。
やっぱり増水しているので本流際は反応がなくちょっと無理っぽい。
岸側の緩い流れを流すと、１５ｃｍくらいのヤマメがいきなりアタックしてきましたが、
アワセが遅くてヒットならず。でも、生物反応があってホット一安心。
この後も緩めの流れを探して上流へ移動します。
毛鉤を１６番の白系統のフライに替えて探りますが、あまり反応は良くありません。
そこで飛んでいる虫に合わせてサイズは同じでも黒系統に切り替えると１３ｃｍヤマメが
時折反応してくれます。
結構流れがきつくてヒーヒー言いながらやっと小さい淵があるポイントに到着。
本流は出そうにないので反転流のある岸際を狙うと、やっと２０ｃｍのヤマメがヒット。
まだ早期ということもあり体色は今ひとつですが、今期初ヤマメで嬉しい！
この後しばらく反応がなく、緩めの流れが集中している葦の乱立しているポイントへ
やっと到着。そこで、１５ｃｍヤマメをヒットさせ、携帯カメラで写そうとジタバタして
いると、反対側の崖上から妙な視線を感じ、ふと見上げるとなんとカモシカがこっちを
見ている。
現時点では１０ｍくらい距離があるので余裕で見ていたら、こともあろうに徐々に
こっちに近づいてくる。さすがにこれには私の方がビビリまくりちょっと後退。
川岸に到着したカモシカと川に立っている私との距離は５ｍ。
向こうはのんびりと水を飲んでいるので、その隙に証拠写真をパチリと撮影。
なんて人慣れしているカモシカだろう。この後１０分くらいお互い観察していたけど、
飽きて来たのでカモシカさんを置いて上流へ移動。
そろそろ先行者が居たポイント近くなので、あまり期待せずに緩めのポイントを攻めます。
すぐに１５ｃｍヤマメをヒットさせましたが、川幅が狭くなって来ており、流れが
結構強くて倒れそうになるので、本日はこの辺で終了としました。
２時間弱の釣行ですが、ヤマメの顔も見れたしカモシカにも出会えたので本日は
ラッキーでした。車置き場までの歩きの際にもケーンという雉の鳴き声が聞こえ、
ここにはまだ自然が残っていると実感して帰路に着きました。
